ttfedit の使い方の、とても重要な部分

  直感的に使えますが、補足説明です。



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Fontttf

今はサイトが消失している ttfedit 配布サイト(www.uri.sakura.ne.jp/~cosmic/yuno/) ですが、https://archive.org/web/ で検索すると、2003 年の 2月でダウンロード(ttfedit.lzh)できます。


ソースコードもあったので、使い方の詳細を調べる為に読んでみました。
すると、ソースからしか解りにくい動作もいくつかありました。

※ かなり古いソフトですし、連絡先の URL も無くなってますし、ここに書いている事を作者さんに連絡しないで下さい

1) ttf ファイルはドラッグ&ドロップで読み込める。
2) スペースキーを押していると、プロットが消えて、線だけになる
3) ドラッグで選択ボックスが引けて、ドラッグ効果のキャンセルは ESC キー
4) 選択したプロットセットは、点をクリックしてドラッグでまとめて移動できる

それと、使ってみて重要だったのが、格子は狭いほどスムーズに動きます。
ペンタブ使う場合は、デフォルトの格子だとまともに動きませんので、狭くして下さい。
( CTRL+左矢印 で狭くなります )

一般的ですが、点選択で CTRL キーを押しながらクリックすると一つづづ選択(解除)できます
後、「背景の設定」というのがありますが、これは画像を元にトレースしましょうという機能です。



  データ交換は、クリップボード経由のテキストフォーマットで行います



これは、プログラマで無いと気が付きにくいと思いますが、他者が拡張する事を想定して
単純なテキストフォーマツトで構成されていますので、誰でも簡単に加工できます。

で、拡大/縮小機能が無かったので作りました。
WEB 上でテキストを変換してクリップボードにコピーします

※ ( UNDO が無いので操作には注意 / 直前のデータは以下のように自分でテキストで保存 )
▼ このまま貼り付けると点と線になります
  
<TTFEDIT-CLIPBOARD-DATA>
P768,1472
P768,640
P256,640
EP256,1472
  
※ もしうまくいかない場合がある場合は、改行コードの問題なので IE を使用して下さい。

Ttfedit_01


上記データは時計回りで、点の順序がそれを示しており、
絵を描く上でこの時計回りか逆回りかで大きな意味を持って来ます。

▼ 逆回り
  
<TTFEDIT-CLIPBOARD-DATA>
P768,1472
P256,1472
P256,640
EP768,640
  



  時計回り同士の交差

Ttfedit_02

早い話、同じ向きを向いている図形は重なって、反対の向きだと色は塗られないという事です。
また、同じ閉じたラインでも交差してしまうと同じように見える事になります。
( 交差した反対側は常に色が塗られる )

Ttfedit_03





  制御点の使い方

通過点は必ず通過する点ですが、カーブを表現したい場合に、通過点と通過点の間に二つ以上作成して
コントロールしますが、以下は MS ゴシックのデータなのでカーブの基本的な使い方の見本です。

つまり、カーブを作るのに必ずしも多くの点を必要としない、という事です。
( 別に多くてもかまいません。少なくとも、字ならばこの程度で十分だという事です )

Msgothic2

(注意) MS ゴシックは、msgothic.ttc ですが、このままでは使えないので以下を参照して下さい
msgothic.ttc を分解して、3種類 ttf を作成して利用する方法





  プロパティ設定

ttfedit の ttfedit.txt に書かれている程度で十分ですし、私もフォントに関する専門的な事は
知らないので何とも言えませんが、既存のフォントを読み込んで参考にするといいと思います。

※ 直接読むのは危険なので、コマンドプロンプトで C:\windows\Fonts に入って、他の場所へコピーして使いましょう

Msgothic3

Msgothic4

Msgothic5











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