[VB6] WebBrowseコントロールのPostDataパラメータの使い方

  JP174923



  
概要
WebBrowser コントロールには、PostData というパラメータを持った Navigate メソッドがあります。
これを使用すると、ユーザーは指定した URL に WebBrowser コントロールでデータを送信することができます。 



詳細
Navigate の仕様 


URL (Universal Resource Locator) で指定したリソース、またはフル パスで指定したファイルに移動します。 

構文 

   object.Navigate URL [Flags,] [TargetFrameName,] [PostData,] [Headers]
 
オプション の PostData 

HTTP の POST トランザクション中にサーバーに送信されるデータです。たとえば、HTML フォームで収集した
情報を送信するために POST トランザクションが使われます。このパラメータで送信データを指定しない場合、
Navigate メソッドでは HTTP の GET トランザクションが発行されます。URL が HTTP の URL でない場合、
このパラメータは無視されます。 

注 : PostData で指定する送信データは、SAFEARRAY 構造体として渡されます。このバリアントは、型が 
VT_ARRAY で SAFEARRAY を指していなければなりません。SAFEARRAY は、要素の型が VT_UI1、
1 次元で、送信データのバイト数に等しい要素数を持っていなければなりません。 

URL で指定したサーバーに対する PostData のサンプル 
Visual Basic を起動します。Visual Basic が既に実行中の場合は、[ファイル] メニューの [新しいプロジェクト]
 をクリックします (または Alt + F + N キーを押します)。デフォルトで Form1 が作成されます。 


WebBrowser コントロール (WebBrowser1) を Form1 に追加します。 


CommandButton (Command1) を Form1 に追加します。 


次のコードを Form1 の Command1_Click に追加します。 
      Sub Command1_Click()
         Dim URL As String
         Dim Flags As Long
         Dim TargetFrame As String
         Dim PostData() As Byte
         Dim Headers As String

         URL = "http://YourServer" ' POST を受信する URL
         Flags = 0
         TargetFrame = ""

         PostData = "Information sent to host"

         ' VB はデフォルトで Unicode 文字列を作成するため、
         ' 1 バイト文字セットに変換する必要があります。
         PostData = StrConv(PostData, vbFromUnicode)

         Headers = "Content-Type: application/x-www-form-urlencoded" & _
            vbCrlf
         WebBrowser1.Navigate URL, Flags, TargetFrame, PostData, Headers
      End Sub
 


F5 キーを押してプログラムを実行すると、PostData 変数の情報が、URL パラメータで指定したサーバーに送信されます
  










  infoboard   管理者用   
このエントリーをはてなブックマークに追加





フリーフォントWEBサービス
SQLの窓WEBサービス

SQLの窓フリーソフト

素材

一般WEBツールリンク

SQLの窓

フリーソフト

JSライブラリ