【 ダイレクト・パス・エクスポート 】

1. 概要
2. RECORDLENGTH パラメータ

従来型パス・エクスポートの違い
  • 従来型では、SQL の SELECT 文によって処理されていましたが、データが
    ディスクから直接読み込まれます。データは、すでにエクスポートユーティリ
    ティが要求する形式になっているため、非常に高速に処理されます

  • その際、BUFFER パラメータは無視され、DIRECT=y を指定する必要があり
    ます。これは、対話式では使用できず、デフォルトでは n になっています


  • 書込みに使用するバッファのサイズ
  • ダイレクトパスエクスポートでは、エクスポートファイルへの書込みに使用する
    バッファのサイズは、RECORDLENGTH パラメータで指定します

  • RECORDLENGTH パラメータの値を大きくすると、パフォーマンスが向上する
    場合があります。この値に対するガイドラインは、DB_BLOCK_SIZE の倍数
    である事です。また、最大値は 64KB です

  • Windows における、デフォルトは 2K です。この情報は、Oracle9i Database
    for Windows プラットフォーム・ガイド リリース2 に記述されています

  • DB_BLOCK_SIZE の値は、通常 4K8K に指定されます。詳細の確認は、
    Oracleが起動されていない場合は、以下のログを見る事によって確認できます

  •  
    ORACLE_BASE\admin\インスタンス名\bdump\alert_インスタンス名.log
    


  • データベース全体をエクスポートするには、EXP_FULL_DATABASE ロールを使用する必要があります

  • 初期インストールの DB である lightbox の DB_BLOCK_SIZE は 8192 です