MySQL5.1.4 のインストール後、分散されたインストール場所を手作業で統合

mysql-5.1.40-win32.msi からのインストール

インストール場所を指定できるのは、DB の　データー本体のみで、他は自動的に登録されてしまいます。
その場所を手作業で一つ場所にまとめたので、結論としてたぶん zip からもインストールできるはずです。
さらに、5.1 の古いバージョンでは、一箇所にまとめた MySQL を丸ごと他の PC にコピーしてサービス
登録するだけで使えていました。このバージョンでのテストはまだですが、期待はできると思います。

もし可能ならば、テーブル・データ等を登録した状態で完全に保存できるのでDB+データの配布にはもってこいです。

※ オリジナルはインストールすると、インストール場所と管理データは別の場所で固定になっています。
※ その位置が指定されているのはレジストリの以下の場所です

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\MySQL AB\MySQL Server 5.1

MySQL5.14 販売管理データ登録済みセットのダウンロード
( 結局レジストリを無視しても稼動できます )

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\MySQL AB\MySQL Server 5.1]
"FoundExistingDataDir"="0"
"Version"="5.1.40"
"Location"="C:\\Program Files\\MySQL\\MySQL Server 5.1\\"
"DataLocation"="C:\\Documents and Settings\\All Users\\Application Data\\MySQL\\MySQL Server 5.1\\"

アンインストールやリペア等は、一旦インストールした後に mysql-5.1.40-win32.msi を実行すると選択できます。
( 手動配置後はどうなるかは試していません )

インストール時の日本語は UTF-8 を指定して、ODBC ドライバ 5.1 の Misc Options で sjis を指定する事で
既存の shift_jis アプリケーションは正しく動作します

( たぶん set names 'sjis' を実行している )

mysqld.exe によるサービスからのアンインストール

bin ディレクトリに入って、以下を実行

net stop MySQL514
mysqld.exe --remove MySQL514

mysqld.exe によるサービスのインストール

以下はサービスを手動状態でインストールします

( 実際は改行は入りません )

"C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.1\bin\mysqld.exe"
 --install-manual MySQL514
 --defaults-file="C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.1\my.ini"

本体場所の移動

1) サービスを停止
2) C:\Program Files\MySQL\MySQL Server 5.1　の中のファイルを C:\mysql514 へ全てコピー
3) レジストリの Location 情報を書き換える　=> C:\mysql514\
4) my.ini 内を basedir="C:/mysql514/" に変更
5) 以下を実行

"C:\mysql514\bin\mysqld.exe" --install-manual MySQL514 --defaults-file="C:\mysql514\my.ini"

データ本体場所の変更

1) サービスを停止
2) C:/mysql514/Data を作成して、 ibdata1 を移動する
3) my.ini 内を innodb_data_home_dir="C:/mysql514/Data/" に変更

データ管理部分の変更

1) サービスを停止
2) C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\MySQL\MySQL Server 5.1\data の中身を
　　　C:\mysql514\Data に移動
3) レジストリの DataLocation 情報を書き換える　=> C:\mysql514\
3) my.ini 内を datadir="C:/mysql514/Data/" に変更