表領域のローカル管理

  EXTENT MANAGEMENT 句



表領域作成で、2通りのオプションを使用する事ができますが、Oracle 的には 「ローカル管理」 を推奨しています。もう一つは、「ディクショナリ管理」と呼ばれますが、これは古い Oracle の為に存在するもので、基本的にはデフォルトは「ローカル管理」です

マニュアルには、ローカル管理表領域のみを作成するよう但し書きがあります。ローカル管理表領域は、
ディクショナリ管理表領域よりも効率的に管理でき、ディクショナリ管理表領域の新規作成は、サポート
されなくなる予定とあります。

「ローカル管理」
EXTENT MANAGEMENT LOCAL

以下と同義。つまり AUTOALLOCATE はデフォルトですので、この句を指定しない場合は 以下のよう
に指定した事となります

EXTENT MANAGEMENT LOCAL AUTOALLOCATE



または

EXTENT MANAGEMENT LOCAL UNIFORM SIZE integer {K|M}

AUTOALLOCATE は、表領域がシステム管理されることを意味し、エクステント・サイズを指定できなく
なります。初期化パラメータCOMPATIBLE が9.0.0 以上に設定されている場合は、これがデフォルト
になります。

  
select NAME,VALUE from V$PARAMETER where NAME = 'compatible'
  

NAME VALUE
1 compatible 9.2.0.0.0

それに対して UNIFORM は、SIZE 指定による均一のエクステント管理が行なわれます。SIZE を省略
すると 1メガ になります

「ディクショナリ管理」
  
EXTENT MANAGEMENT DICTIONARY
  



  SEGMENT SPACE MANAGEMENT 句



これは、ローカル管理表領域に対してのみ指定できます。

SQL のデフォルトは MANUAL ですが、「Enterprise Manager Console」で作成した場合や既存の表もほとんどが AUTO でした。AUTO は、空き領域の管理が自動化されるため、自動セグメント領域管理と呼ばれます。



  PERMANENT | TEMPORARY 句

通常はデフォルトの PERMANENT で作成しますが、TEMPORARY の事は忘れてもよさそうです。「ローカル管理」と関係して、TEMPORARY は使用されなくなるそうです。意味としては、一時表領域を作成する為のオプションですが、必ず「ディクショナリ管理」になってしまう為、正しくは、CREATE TEMPORARY TABLESPACE 文 を使用して一時表領域を作成する必要があります










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