組み込み関数(一部)

  MOD

  

function MOD (m NUMBER, n NUMBER) return NUMBER

数値mをnで割ったときの剰余を戻します。nがゼロの場合、
mは戻されます。
  



  ROUND



  

function ROUND (m NUMBER [, n NUMBER]) return NUMBER

数値mを小数点以下n桁で四捨五入します。nを省略すると、
mは小数点以下1桁で四捨五入されます。nが負の場合、ROUND
は小数点より左側で四捨五入を行います。
  



  TRUNC

  

function TRUNC (m NUMBER [, n NUMBER]) returns NUMBER

数値mを小数点以下n桁に切り捨てます。nを省略すると、mは
小数部が切り捨てられます。nが負の場合、mは小数点より左
側で切り捨てられます。
  



  INSTR(B)

  

function INSTR (str1 VARCHAR2, str2 VARCHAR2 [, pos NUMBER
   [,n NUMBER]]) return NUMBER

文字列str1の中で、文字位置posから検索を始めて、文字列str2が
n回目に登場する位置を探し、その先頭の文字位置を戻します。pos
が負の場合、INSTRはstr1の終わりから逆向きに計算し、検索を行
います。引数posとnはデフォルトでは1です。戻り値は、posの値と
は無関係に、str1の先頭を基準とした文字数で表されます。検索が
失敗するとINSTRは0を戻します。
  



  LENGTH(B)

  

function LENGTH (str CHAR) return NUMBER
function LENGTH (str VARCHAR2) return NUMBER

文字列strの中の文字数を戻します。strがCHARデータ型に属する場
合、長さには末尾のブランクが含まれます。strがNULLの場合 、LE
NGTHはNULLを戻します。
  



  LOWER

  

function LOWER (str CHAR) return CHAR
function LOWER (str VARCHAR2) return VARCHAR2

文字列strを、すべての英字を小文字にして戻します。
  



  REPLACE

  

function REPLACE (str1 VARCHAR2, str2 VARCHAR2
   [, str3 VARCHAR2]) return VARCHAR2

文字列str1内で、部分文字列str2をすべて文字列str3に置き換えます。
str3を指定しないと、str2はすべて削除されます。str2とstr3のどち
らも指定しないとNULLが戻されます。
  



  SUBSTR(B)

  

function SUBSTR (str VARCHAR2, pos NUMBER [, len NUMBER]) 
 return VARCHAR2

文字列str内の、文字位置posから始まりlen個の文字から成る部分文
字列を戻します。lenを省略すると、strの終わりまでが戻されます。
数値posはゼロであってはなりません。posが負の値の場合、SUBSTR
はstrの終わりから逆向きに数えます。数値lenは正でなければなり
ません。
  



  UPPER

  

function UPPER (str CHAR) return CHAR
function UPPER (str VARCHAR2) return VARCHAR2

文字列strのすべての英字を大文字にして戻します。
  



  RAWIDTOCHAR

  

function ROWIDTOCHAR (bin ROWID) return VARCHAR2

2進値binを、ROWID型から、VARCHAR2型の18バイトの16進列に変換し
ます。
  



  日付用のTO_CHAR

  

function TO_CHAR(dte DATE [, fmt VARCHAR2 [, nlsparms] ])
   return( VARCHAR2

DATE型の値dteを、書式モデルfmtで指定した書式にしたがってVARC
HAR2型の文字列に変換します。(使用可能な書式モデルの一覧は、
「TO_DATE関数」を参照してください。) fmtを省略した場合、dteは
デフォルト日付書式の文字列に変換されます。fmtを省略すると、dte
はデフォルトの日付フォーマットの文字列に変換されます。
  



  数値用のTO_CHAR

  

function TO_CHAR (num NUMBER [, fmt VARCHAR2 [, nlsparms] ])
   return VARCHAR2

数値numを、fmtで指定した書式のVARCHAR2型の文字列に変換します
(使用可能な書式モデルの一覧は、「TO_NUMBER関数」を参照してく
ださい)。fmtを省略すると、numは有効な桁数と同じ長さの文字列に
変換されます。
  



  TO_DATE

  

function TO_DATE (str VARCHAR2 [, fmt VARCHAR2 [, nlsparms] ])
   return DATE

function TO_DATE (num NUMBER, fmt VARCHAR2 [, nlsparms] ])
   return DATE  

文字列strまたは数値numを、書式モデルfmtで指定した書式のDATE型
の値に変換します。

書式モデル	説明    

YYYY, SYYYY	年(Sはマイナス記号で紀元前を意味する)   
MM		月(01-12; JAN = 01)     
DD		日(1-31)        
HH24		時(1-24)        
MI		分(0-59)        
SS		秒(0-59)        

CC, SCC		世紀(Sはマイナス記号で紀元前を意味する) 
IYYYY		ISO標準に基づく年       
YYY, YY, Y		年の末尾の3、2、1桁     
IYY, IY, I		ISO標準に基づくの末尾の3、2、1桁        
Y, YYY		コンマ(,)付きの年       
YEAR, SYEAR	スペルアウトした年(Sはマイナス記号で紀元前を意味する)   
RR		次の世紀の年における末尾2桁の値 
BC, AD		紀元前(BC)または紀元後(AD)識別子        
B.C., A.D.		紀元前(BC)または紀元後(AD)識別子(ピリオド付き)  
Q		4半期(1-4; JAN-MAR = 1) 
RM		ローマ数字表記の月(I-XII; JAN = I)      
MONTH		月の名前        
MON		月の名前の簡略表記      
WW		年初からの週数(1-53)    
IW		ISO標準に基づく年初からの週数(1-52または1-53)   
W		月初からの週数(1-5)     
DDD		年初からの日数(1-366)   
D		週初からの日数(1-7)     
DAY		日の名前        
DY		日の名前の簡略表記      
J		ユリウス日(紀元前4712年1月1日からの通算日数)    
AM, PM		午前/午後の識別子       
A.M., P.M.		午前/午後の識別子(ピリオド付き) 
HH, HH12		時(1-12)        
SSSSS		真夜中からの経過秒数(0-86399)
  



  TO_NUMBER

  

function TO_NUMBER (str CHAR [, fmt VARCHAR2 [, nlsparms]
   return NUMBER
function TO_NUMBER (str VARCHAR2 [, fmt VARCHAR2 [, nlsparms] ])
   return NUMBER 

文字列strを、書式モデルfmtで指定した書式のCHAR型またはVARCH
AR2型からNUMBER型の値に変換します。数値書式モデルは、書式要
素(次の表に挙げられている)から構成されています。


要素	例	説明    

9	9999	有効数字        
0	0999	前ゼロ詰め(空白の代り)  
,	9,999	コンマ  
.	99.99	ピリオド        

$	$999	前置のドル記号  
B	B999	前空白詰め(ゼロの代り)  
MI	999MI	後置の負記号    
S	S999	後置の正、負記号        
PR	999PR	負値をで囲む    
D	99D99	10進数文字      
G	9G99	グループ区切り文字      
C	C999	ISO通貨記号     
L	L999	ローカル通貨記号        
V	999V99	999×10のn乗(nはVの後の数値99)  
EEEE	9.99EEEE	科学表記法      
RN, rn	RN	ローマ数字(大文字/小文字)       
  



  ADD_MONTHS

  

function ADD_MONTHS (dte DATE, num NUMBER) return DATE
function ADD_MONTHS (num NUMBER, dte DATE) return DATE

数値numは正または負の値です。上の2つの形式は、どちらも同じ効果
を持ちます。日付dteにnumが加えられ(あるいは引かれ)、結果として
得られた日付が戻されます。
  



  LAST_DAY

  

function LAST_DAY (dte DATE) return DATE

日付dteが含まれる月の月末の日付が戻されます。
  



  MONTHS_BETWEEN

  

function MONTHS_BETWEEN (dte1 DATE, dte2 DATE) return NUMBER

日付dte1と日付dte2の間の月数を戻します。dte1がdte2よりも後の場合、
結果は正になります。dte1がdte2よりも前の場合、結果は負になります。
dte1とdte2が各月の同じ日(または最終日)のとき、MONTH_BETWEENは整数
を戻します。それ以外の場合は、dte1とdte2の時刻部分の差を反映させ、
31日を1ケ月としたときの値を小数で戻します。
  



  SYSDATE

  

function SYSDATE return DATE

現在の日付と時刻を戻します。SYSDATEは引数を取りません。
  



  NVL

  

function NVL (str1 CHAR, str2 CHAR) return CHAR
function NVL (dte1 DATE, dte2 DATE) return DATE
function NVL (bool1 BOOLEAN, bool2 BOOLEAN) return BOOLEAN
function NVL (num1 NUMBER, num2 NUMBER) return NUMBER
function NVL (str1 VARCHAR2, str2 VARCHAR2) return VARCHAR2
function NVL (lbl1 MLSLABEL, lbl2 MLSLABEL) return MLSLABEL

同じ型の引数を2つ取り、その型の値を戻します。1番目の引数がNULL
でなければ、1番目の引数の値が戻されます。1番目の値がNULLならば、
2番目の引数の値が戻されます。
  










  infoboard   管理者用   
このエントリーをはてなブックマークに追加





フリーフォントWEBサービス
SQLの窓WEBサービス

SQLの窓フリーソフト

素材

一般WEBツールリンク

SQLの窓

フリーソフト

JSライブラリ