XPモードのXPを独立したPCとして運用する為にカスタマイズを行う (XPモードの複製手順)

  インストール直後の XP モードファイル



ここでは、lightbox でインストールしていますので、親ディスク以外はユーザ固有のディレクトリにインストール
されています。XP モード差分ファイルはどこにあってもいいので、コピーしてリネーム後好きな場所に置いて下さい

仮想PC 管理フォルダは、「仮想マシンの作成」というコマンドが利用可能なディレクトリとなっています

  
XPモード親ディスク
C:\Program Files\Windows XP Mode\Windows XP Mode base.vhd

XPモード差分
C:\Users\lightbox\AppData\Local\Microsoft\Windows Virtual PC\仮想マシン\Windows XP Mode.vhd

仮想PC 管理フォルダ
C:\Users\lightbox\Virtual Machines

仮想PC 実行
C:\Users\lightbox\Virtual Machines\Windows XP Mode.vmcx
  

XPモードの複製
※ 複製先にも XP モードは必要です。差分ファイルをコピーして複製します

1) Windows XP Mode.vhd を複製
2) 管理フォルダで、「仮想マシンの作成」


3) 既存ハードディスクを使うとして、複製ファイルを参照



メモリは、親PC の持つ物理メモリに依存します。同時に複数の仮想PC を実行したい
場合は、矛盾しないように割り振って下さい。




  開発環境として独立した使いやすいように設定する必要のある内容



「仮想マシンの作成」の作成で新規に作成する場合は、デフォルトになると思いますが、ネットワーク
をネットワークカードで構成し、IP アドレスが固有に割り振られるようにします。

Xpmode_net


次に、起動した仮想PC内の XP の Windows としての Firewall サービスを停止にして「手動」
に変更しておいて、エクスプローラのフォルダオプションで「簡易ファイルの共有を使用する」のチェ
ックを外します。

Xpmode_vpcs


最後に統合機能を「有効」にします

Xpmode_pc





  運用上必要な変更

コンピュータ名を扱いやすいものでかつ、ローカルネットワークで重複しないものに変更します

親PC と 仮想PC のユーザとパスワードを一致させて下さい。ネットワーク接続時にパスワード
が必要無いようにする為です。設定は、管理ツールのコンピュータの管理で、「ローカルユーザ
とグループ」
より作成しそのユーザに Administrators グループを追加します。

ALT+TAB や ALT+PrintScreen を仮想PC上で使えるようにします
( 表示されていない場合は、親PC に送信されます )

Xpmode_key


仮想PC の起動時に、入力を求められる資格情報を保存するようにして下さい

Xpmode_login



「設定」「閉じる」「操作のプロンプト」にします。今後、閉じる時にプロンプトが出なくなった
場合はここを設定しなおして下さい。

Xpmode_close

Xpmode_close2



  親PC と 仮想PC からそれぞれ \\PC名\c$ で接続確認

うまくいかない場合は、コマンドプロンプトから、net view \\PC名 を実行してエラーコード
を確認します。53 ならば、最初の設定のいずれかがうまく設定されていない可能性があり
ます。5 ならば、アカウントの問題と思われますので別の方法で正しくログオンするか、親
PC と 仮想PC のユーザとパスワードを一致させて下さい。


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