Windows の 64ビット環境で、MySQL をインストールすると、64ビット側に 5.2w の ODBC ドライバがインストールされるのですが、32ビットのほうにはインストールされていませんでした。

そこで、MySQL のサイトより、32ビット用の ODBC ドライバをダウンロードしてインストールすると、64ビットのドライバの登録が消えてしまいました。

仕方無いので、64ビット用の ODBC ドライバをダウンロードしてインストールして、両方で DSN を作成したら、どちらからでも 32ビットアプリケーションがアクセス可能でした。

最初の状態では、32ビットアプリケーションからはアクセスできなかった『はず』なので、同じバージョンの 32 と 64 が両方ある環境では、DSN の作成場所とは関係なく切り替えてくれるような気がします。


mysql-installer-community-5.6.11.0.msi インストール直後

regedit.exe ( 通常実行 )



odbcad32.exe ( 通常実行 )

5.2w のバージョンは、5.2.4




"C:\Windows\SysWOW64\regedit.exe" ( 32ビット用 )



"C:\Windows\SysWOW64\odbcad32.exe" ( 32ビット用 )

MySQL はインストールされていない

64ビット環境から ODBC ドライバ(5.2w)が消えてしまう


32ビット環境にはインストールされている(5.2.5)


5.2.4 のフォルダは残っているので、再インストールしようとするが、何も変わらない
( C:\Program Files\MySQL\Connector ODBC 5.2.4 )

myodbc-installer.exe -d -a -n "MySQL ODBC 5.2w Driver" -t "DRIVER=myodbc5w.dll;SETUP=myodbc5S.dll"


32ビットの ODBC ドライバで DSN を作成して、32ビットアプリから接続確認
( 通常の ODBC アドミニストレータで表示される )

64ビット版を 32ビット版と同じバージョンをダウンロードしてインストール


64ビットの DSN を Unicode で作成


レジストリを調べると、それぞれ 32ビットと64ビットの dll をアサインしているが、どちらの DSN を 使っても32ビットアプリケーションから接続ができます。