ブロック

  関数ブロック



C 言語において、処理を記述する為に存在する一番上位のプロックです。その中で、「エントリポイント」と呼ばれる OS から呼ばれるプロックが、アプリケーションの形式によってそれぞれ決められています。

コンソールアプリケーション --> main 関数
Windows アプリケーション --> WinMain 関数
DLL --> DllMain 関数

これらは特殊なブロックではありますが、C 言語の記述規則上は通常のユーザ関数となんら変わりありません。



  条件処理ブロック



if プロックと switch ブロックは、フローチャート上の菱形を実現する為のステートメントです。ブロックと呼ばれるものの特長は、名前-->(機能オプション)-->{} という書式にあります。

if ブロックであれば、if ( 条件式 ) { 処理 } というものであり、
switch ブロックであれば、switch ( 左辺値式 ) { case 定数: 処理 } となります



  ループプロック

for ブロックと、while ブロックはいずれもループを実現します。for は有限回数を処理し、while は無限回数を処理します。厳密な表現ではありませんが、覚え方としては最適な表現だと思います

このブロックも、名前-->(機能オプション)-->{} の書式に従っています

for ( 処理; 条件式; 処理 ) { 処理 }
while( 条件式 ) { 処理 }

特に、while を使って完全無限ループを記述する事が良くあります

  
while( 1 ) {
	処理
}
  

これは、見た目にはっきりと意味がソースコードから読み取れるので、推奨されます

そういった意味で、「名前-->(機能オプション)-->{}」 という書式は、ブロックの先頭で意味が明確にされるというメリットがあります。ブロックの最後までソースコードをスクロールしないと意味が解らないような書式は絶対に却下です



  無名ブロック

  
{
	処理
}
  

あまり多用は推奨できませんが、イザという時に役に立ちます。使い方としては、このブロック内でのみ有効な変数を定義したいときにや、コードを独立させたいときや明示したい場合に使用します










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