ビルド

  実行可能ファイルを作成

目的はその通りであり、そうなりますが、実際は3つのプロセスに分かれています



  プリプロセス



結論から言うと、この部分がプログラマにとつて最も重要です。コンパイル・リンクはどちらかといえば「環境面」の問題ですが、プリプロセスは正味コーディングに関係するからです

その中でもその位置づけをしっかり把握する必要のあるのが、以下の二つです

#include
#define

どちらも、プリプロセッサ ディレクティブであり、コンパイルの前にプログラムテキストに対して特別な操作を行わせるものです。頭に#が付いているのは、皆プリプロセッサに対する指示であり、コンパイル前に行なわれるものです

#include は、その部分に指定されたテキストファイルを挿入します。テキストファイルの内容は全くそのままであり、加工はされません。但し #include のネストは可能であり、読み込まれるテキストの中にもディレクティブは記述可能です

#define は、キーワードに対する文字列の置き換えを行います。その有効範囲は、コンパイル対象となるテキストファイル( #include で読み込まれたものも含む ) 内で、#define が出現してから #undef でその定義が解除されるまで有効です

#include による関連の無いテキストには影響ありません



  コンパイル

テキストファイルをマシン語に変換する作業をしますが、変換されるのはプログラマが用意したテキストのみであり、それだけでは実行はできません。実際には、拡張子 .obj のファイルがテキスト単位に作成されます。



  リンク

プログラマが用意したテキストから作成された .obj のファイルと、ライブラリにあるシステムのオブジェクトを結合して実際に実行できるファイルに組み立てて行く作業を行います










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