プログラマ 「初級の心得」 十ヶ条

  その1 「楽するにはどうしたらいいか」

つまり、少ない時間でいかに早く進むかって事。
その為に必要な情報を手に入れる為の時間を惜しんでは「絶対にいけません」

これは全ての基本です。



  その2 「言語は何か」



必要な情報を手に入れる為のもっともてっとり早い方法は「知っている人に聞く」事です

その時、自分が今やっている事を最も手早く説明する為の情報が、「言語は何?」って事です。



  その3 「OSは何か」

聞かれる者の立場になって考えれば、「言語」と言われれば、それが動くOSを知りたいわけです。

それも、バージョン込みで答えるのが礼儀。

Windows ならば、せめて Windows98 なのか Windows Me なのかWindows NT なのか
または、Windows 2000 なのか はたまた Windows XP なのかが必要です。



  その4 「言語を使うプラットフォーム(アプリケーション)」は何か

例えば VBA と言っても、Excel なのか、Access なのかは重要です。

C といっても Cygwin なのか、Microsoft VC++ なのか、ボーランドなのか。なんてところです。

聞くほうにとっては、目の前にあるのだから当たり前でも、聞かれる人が電話や掲示板で答える
場合、提示して当たり前の情報です。



  その5 「ソースはどこにあるのか」

自分が作ったソースがどこにあるのかは重要です。その場所が解れば、聞かれた人は
目で見てその中身を確認する事ができます。「論より証拠」ってやつです。

どのパソコンのどのディレクトリの中にあるかは、知らない者が探すのはほとんど不可能です。



  その6 「どんなプログラムを作るのか」

難しい言葉で言うと「処理概要」と言います。

例えば、「1から10までの数値の合計を出すプログラム」。みたいなものです。

実際の「設計書」では、それをする為の「条件」なんかも書かれます。

上の例で言えば、「但し、5は合計に入れない」みたいなものです。



  その7 「いつまでに完成させなければいけないのか」

いわゆる「納期」といわれるものです。

要するに、遅れると迷惑する人が出てくる期限です。

学生の場合、自分が困る場合が殆どです。





  その8 「ちゃんと動けば細かい事は気にしない」

意味より、使い方です。

どこかの WEB にあるソースをコピー&ペーストするのも使い方のうちの一つです。
そのソースの意味なんてのは、どうでもいいです。関数なんてのはそもそもそんな
目的で存在してます。

strcpy や strlen の中身なんて知る必要無いです。

  
#include <stdio.h>

void main() {
}
  

なんてのを、タイプしているヒマがあったらコピー&ペーストする「技」を磨いて下さい。



  その9 「後で読める?」

ソースの中で、「字がきたない」なんてのは無いですが、

「読みにくい」というのはあります。

読みやすいソースは、行間やスペースできれいに揃っていて後から読んでも
理解しやすいです。さらに「コメント」はそれを助けます。

だいたい今やってる事は一週間したら忘れます。ふつうです、それは。

つまり、「後で早く思い出せる書き方」は結局自分自身を、「楽させる」ようになってます。



  その10 「テストがプログラムの全て」

一番良い方法は、自分以外の人に試してもらう事です。

プログラマは、自分に都合のいいテストしかしません。

これはどんな優秀なプログラマにでも言える「真理」なのです。










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