標準化と最適化

一般社会でこのような単語を口に出して言うと、首を傾げられるかもしれません。でも、ロジックありきで動いている世界では、とてもポピュラーな言葉です。いや、言霊と言ってもいいくらいです。
(言霊 : 言葉に宿っていると信じられていた不思議な力。発した言葉どおりの結果を現す力があるとされた)
いや、我ながら言い得て妙な気がします。これがあって初めてロジックが正しく動き出すような気がします。 標準化は単純に言うと時間短縮の手法であり、その為のガイドラインを作成する事ですが、開発の現場では実際のソースコードやモジュールやライブラリで、そっちの事を指す場合が殆どです。だからあまり気にも留めませんが、年月をある程度過ごしてから落ち着いて考えてみると、その考え方や手法の重要さにあきれ返ると思います。 コンピュータはそもそもロジックで成り立っているので、このへんの標準化はしっくりはまります。人間世界の標準化はルール作った後ルールを正しく守れる為の標準化がまた必要なのでキリがないです。ですがやらないと決して成果が正しく出ないのです。もっと簡単に言うと、損益分岐点に光を当てる為の地道な努力なのです。 そして、考え方としてはとても便利なもので、標準化だけでシステムの概要設計までは行えますし、クライアント毎の中身の個別の基本設計が「最適化」です。 最適化は、簡単に言えばチューニングであって、性能を上げる為の工夫を言います。もちろん、最適化もある程度は標準化できますが、たいていにおいて、これが「ノウハウ」と呼ばれて門外不出の秘伝だったりするわけですね。
記録

クリント・イーストウッドと「グラン・トリノ」

グラン・トリノ [DVD]



ミリオンダラー・ベイビーではとてもとても切ない思いをしました。なので、クリント・イーストウッドの映画を観るのは少し躊躇していたのですが、もともと大好きなので、前半の彼のいまだに強烈な存在感にとても圧倒されてしまいました。

最初は物語では無く、「クリント・イーストウッド」を観ていました。しかし、少しづつ彼(主人公)の心情に自分自身が同調して行くのを感じていました。これであらためて、日本人でもあちらでも結局「古い人間」の内面は似たようなものだと素直に思いました。

たぶん脚本としても、あちらの人が「クリント・イーストウッド」に共感するように、周りの若い登場人物の人間像を少し誇張して表現しているとも思いますが、それはとても私自身へ伝わって来ました。でなければ、後半への展開は無意味なものへとなるはずですし。

物語に「必然性」を訴えてもそもそもナンセンスなのですが、この物語に矛盾を感じる事は無く、なるようになってしまったラストでは、何故か安堵感に満たされていました。これがミリオンダラー・ベイビーとは一番違ったところで、かつ歳をとったクリント・イーストウッドが描いた人間像にファンとしてとても納得した作品です。



ミリオンダラー・ベイビー [DVD]







DAZ3D : 新型立体機動装置を装備する Aiko


 

進撃の巨人をテーマにしたイラストはけっこう数創りましたが、やはり絵になるのは立体機動装置です。

ですが、服装が結構地味なものしか無かったのでインナーとしてドレスの一部を使ってみました。ブーツも光沢のあるやつに履き替えて、ライトも2つ増やして角度調整して質感をアピールしています。


 


 


 


 


Python である理由も Ruby である理由も通常は無いのですが

まず、少なくとも PHP がある以上、Ruby で WEBアプリを作る根拠が自分には全くありません。商品として作る以上それに対価を払うユーザが居るわけなので、彼らの都合が最優先され、その場合には PHP より上位のものを使う理由も出てきますが、Ruby である必要をそこに見い出す事は残念ながらできないのです。



しかし、Ruby にできて PHP に出来ない事もあるわけで、その場合は商品と言うよりも、運用ツールとして威力を発揮するものです。おそらく Mechanize に出会わなければ、自分はいまだに Ruby を使う事は無かったと思います。

これは、Ruby がどうのと言うより、Ruby を好んだとても優秀な技術者が偶然 Mechanize を担当したという我々にとってはラッキーな出来事で、唯一の彼が居なければどうなっていたか解りません。事実、Perl で Mechanize と言う選択肢にはならなかったのですから。

そこで、Python ですが、存在だけは知っていたのですが、その実体は 2010年04月17日 に調べて初めて知り、その上で利用価値を見出すのに苦労しました。しかし、どうやらパッケージスクリプトとして標準化しやすいという事( エンドユーザが流用しやすい ) と、cx_Freeze というような実行形式に変えてしまおうという事が元より一般化していたようです。これは、実は運用者にとっては魅力あるものです。



php2exe というものもあるにはあったのですが、PHP4 までで作者は興味を失ったようで更新されていません。自分は動作確認して、その環境ならば使える事を知っていますが、PHP5 が当たり前の世の中で非常に優先順位の低いものとなってしまいました。

ruby2exe もあります。しかし、これも成熟したプロジェクトには見えないので未調査ではあります。