所得税及び復興特別所得税の更正の請求を行いました ( 要するに確定申告の間違いによる払い過ぎを後から取り返す方法 )

2017-03-04

4年前の確定申告で、扶養控除を使わなかったんですが、それは当時『給与所得控除』を知らずに家族のアルバイトの収入が38万円を超えていたので・・・という絵に描いたような間違いをしたからです。 次の年度からはちゃんと確定申告したのですが、その時はその時で、『所得税及び復興特別所得税の更正の請求』を5年以内ならできるという事を知らなかったのです。

間違った確定申告の訂正

で、去年の確定申告の時に用紙をもらいました。 (※ 去年、WEBから PDF が手に入るのを知らなかった)
国税庁からは、各年度別の PDF がダウンロードできますが、税務所では古い(平成24年分は復興特別所得税は無い)ものは無かったです。
で、書き方を教えてもらいたいと言ったら、『確定申告の時期なので当分無理です』と言われ、その日は帰っていつか行こうと思いながら一年がたってしまい、今年度(前年分)の確定申告に持っていったわけです。

まず、確定申告を済ました

その後、更新の請求をどこで届けるのかを聞いたら、『確定申告の列に並んで渡して下さい』と言われ、もう一度並ぶハメになりました。 というか、確定申告の時も税金を払う計算になっているのに、自分が呼ばれた若い男性の係の人は、テンバってるのか支払い用の用紙くれなかったりで、ツイてませんでした。 『なんか、うまくいくのかなぁ・・・』 なんて、思いながら帰宅。

そして半月後

税務署から封筒が届いて、『電話連絡のお願いについて』というタイトルで、『更新の請求書に添付していただく書類について』とありました。 やっぱりか・・・ 一応、インターネットで調べて『所得の証明』が必要では無いかなぁとは思ったのですが、なんかはっきりせず、『向こうは税務署だからそれくらい解ってると思います』みたいな書き込みがあったりで、確定しない以上余計な事はしないでおこうと、添付した書類は当時の確定申告の控えの写しのみです。 で、結局電話してみると『課税証明書をもらって来て下さい』との事。そして、それを郵送するだけで良いといわれました。 税務署の担当の方はとても丁寧で、郵便も2ど電話したけれども不在だったので郵送という手段になっています。なんかとてもそこで『ほっ』としてしまいました。

そして市役所

いろいろ新しい発見がありました。 まず、平成24年分の収入についての証明書が欲しい場合、タイトルは『平成25年度』となるという事。余程この間違いが多いらしく、しつこい程何度も聞かれました。 それと市役所の中にコピーサービスがあって、コンビニと同じで10円でした。 で、一番驚いたのは、コピーするとこうなるという事です。 真ん中に横から見た場合『複写』という文字が2列になっています。 オリジナルは以下のような感じです。全く解りません。 いわゆる『不正防止処理』ですが、これはスキャンでもなります(試しました)。なんか、うれしいような、予想外というか、微妙な気持ちになりました。

結局書類は 『非課税証明書』

さっそく封筒で送りました。コンビニで切手82円買って。 セブン-イレブン各店舗で、はがき、切手、印紙等をご購入いただけます。 さて、 平成25年に払った市民税と府民税とひょっとしたら国民健康保険の額は・・・・どうなるんでしょうね