Windows 基本操作 の試験問題

Windows から様々なアプリケーションを実行し、業務や開発を効率化する為に Windows のデスクトップからの操作と重要なアプリケーションの核となるポイントを把握しておく必要があります。

Windows にユーザでログインして最初に表示される情報は大きく分けて3種類あります。
A : 1
B : 2
C : 3

A は特殊フォルダです。4とファイル名を指定して実行やエクスプローラのアドレスバーに入力する事でそこにあるファイルの一覧を表示する事ができます。この一覧に表示されるのは、B です。Cにはさらに様々な情報が表示されていますが、日本語入力に関する5の扱いは重要です。

A は、フォルダという側面と6という側面を持ちます。なので、必要なデバイスを整備すると7という拡張が可能になり、他のデバイスに A の中にある情報を表示する事が可能になります。これは、特殊なアプリを使う事によって、他のデバイスはスマホやタブレットでも可能です。その際に利用するデバイスは無線LAN子機で可能で、8という機能で有線LANのPCにスマホ等からWiFiで接続可能になった状態で可能になります。



さらに、9で起動された拡大鏡によって、A は画像データ+αとしてシステムに管理されるようになり、拡大鏡の10機能によって、システム経由で取得可能な文字が機械音声に変換されます。また、Zoom では画面共有時には Zoom のコントロールが相手側に表示されませんが、拡大鏡を起動すると表示されるようになります。

B はファイル・フォルダそのものか、ユーザがアプリケーションを起動する為のショートカットが殆どとなりますが、システムが管理するものもあり、表示・非表示を11でチェックボックスで指定します。このダイアログは【個人用設定】>【テーマ】の右サイドにある関連設定からリンクされています。

C の一番右端をクリックすると即座に12を表示する事ができます。その後、13でシャットダウン等を選択可能なダイアログを表示する事ができます。


Windows10

タスクマネージャ の試験問題

タスクマネージャは、Windows をリアルタイムで管理する重要なツールですが、それ以外にもいくつかの利用パターンがあるので覚えておく必要があります。

実行は、タスクバーを右クリックしてメニューから実行するのが直感的ですが、スタートメニューの右クリックメニューにもありますし、ショートカットキーは1で、アプリケーションとして実行する場合は2.exe です。



通常の運用では【詳細】表示でプロセスが開きますが、デスクトップで明示的に実行したアプリーションを強制終了したい場合は【簡易表示】に切り替えて選択して右下の【タスクの終了】をクリックします。しかし、表面から解らない任意のアプリを強制終了するには、3タブか4タブを使用します。特に後者では全ての実行単位が表示されるので、その実行ファイルの5を知るのに役立ちます。また、この画面では列に6を追加する事によって、64ビットアプリなのか32ビットアプリなのかを確実に知る事ができます。

もう一つリアルタイムな情報としては7タブでPCのレスポンスにかかわる8を知る事ができるので、作業効率を考えてチェックする必要もあります。

それ以外の利用方法としては9タブで StartUp フォルダレジストリに登録されている自動実行アプリを無効にする事ができます。また、10タブの下部に11管理ツールを起動するリンクがあります。そして、12タブからエントリを右クリックして表示されるメニューからコントロールバネルの該当ページが開き、そのページ左側最後のリンクから13設定ダイアログを開く事ができます(システム用はここからは変更できません)

それ以外の特殊な利用方法としてメニューから選択して14するウインドウにできるので、デスクトップでの動画作成時に隠したい情報の上に重ねる事ができます。(メニューから一時停止にできるのでリアルタイム表示が止まっている場合があるので注意してください)

最後に非常にレアな使い方ですが、ファイルメニューから15があるので、16を再起動するのに使用する事ができます。




管理ツール・コントロールパネル の試験問題

Windows を管理する GUI で最も代表的なのは1です。起動方法は、WIN + 2で表示されるメニューか、PC アイコンを右クリックで表示されるポップアップメニューからが一般的です。

 ( ローカルユーザとグループは Windows の Home エディションでは表示されません )
赤線で囲われたアプリケーションの主な役割を記述してください
1) 3
2) 4
3) 5
4) 6
5) 7
さらに、もう一つの Windows を管理する上でとても重要なアプリケーションが8.exe です。このアプリケーションを実行する事で表示されるウインドウは9と呼ばれていますが、コマンドの引数として10を指定し、その後に【正規名】(https://docs.microsoft.com/en-us/windows/win32/shell/controlpanel-canonical-names) を指定する事でいろいろな管理アプリケーションウインドウを開く事ができます。

例えばファイアーウォールを開く為の【正規名】は、11です


※ 実際のファイアーウォールの設定は、左サイドの12をクリックします

全てのツールをエクスプローラ上で見渡すには、【正規名】である13を使用します。

管理者権限・ネットワーク の試験問題

Windows を管理する上では想像以上に1の知識が必要になります。その場合【管理者権限】でウインドウを開いて処理する事が必要な場面があります。

最も身近な処理で言うと、サービスの開始と停止には【管理者権限】が必要です。SQLServer のサービス名を【MSSQL$SQLEXPRESS】とした時の開始と停止のコマンドを記述してください
1) 開始 2
2) 停止 3

Windows の管理は GUI を使用すれば管理者権限を必要としない場合もありますが、将来何が起きても対応できるようにアプリ( .exe 全て )を管理者権限で起動する方法を4つ記述してください。
1) 4
2) 5
3) 6
4) 7

ここでの解答となるサービスの開始と停止のコマンドは、あるコマンド( 以後 Aコマンドと言います )のサブコマンドで実行されますが、このAコマンドではサービスの処理が終わってから制御がこちらに戻ってきます。しかし、もう一つサービスの処理に特化してコマンドがあり、処理をシステムに登録すると制御がすぐ戻るようになっています。このコマンド名を記述してください
8コマンド

また、この Aコマンドには他にいくつも Windows を管する為のコマンドが用意されています。
実際良く使われるコマンドを記述してください。
1) 9 : 自分の PC のユーザ定義の共有名を表示する
2) 10 : 自分の PC の空いているドライブに共有名を割り当ててドライブとして使用
3) 11 : 自分の PC のシステムとユーザの共有名と実際のフォルダのパスを表示

この Aコマンドは、他のPCのセキュリティ情報を知っておれば、そのPCの情報を知ったり制御する事が可能です。

自分の PC と他の PC の情報は12で確認しましょう。PC名・IPアドレス・ゲートウェイ・DHCP・DNS 等の情報を確認できます。ユーザ名とパスワードを複数の PC で同一にしておけば、ネットワークを使った運用が比較的容易になるでしょう。

 

実際のルータ(DHCP等)に対するネットワーク内の PC の設定は、タスクバーのネットワークアイコンから13を選択してネットワークの詳細設定タイトルの下の14をクリックしてネットワークデバイス毎に設定します。通常15とあるデバイスを右クリックからプロパティを開き、TCP/IP の設定をプロパティで開きます。

キーボード操作・エクスプローラ の試験問題

Windows のデスクトップ上の操作には Windowsロゴキーによるショートカットを活用してください。特に複数のPCをメンテナンスする場合はマウスを握って操作するより1による操作のほうが格段に効率がいいです。特に、Windows の設定に関する操作では、WIN + 2で設定ウインドウを開き、3キーでメニュー項目に移動して4キーで目的のメニューまで移動してエンターキーで決定します。( 既に設定ウインドウが開いてしまってる場合は一旦 ALT + 5キーで閉じるといいでしょう )

Windows ロゴキーとの組み合わせの中には少し変わったものもありますが、覚えておくといつか役に立ちます
1) 6 : クリップボードの履歴ウインドウを開く
2) 7 : 編集中に絵文字ウインドウを開く
3) 8 : デスクトップを画像化してピクチャ内のスクリーンショットフォルダに保存

Windows を設定したり管理する個別のアプリケーションは沢山ありますが、まず最初に設定するべきはエクスプローラです。この設定を行わないと見えて当然の情報が見えなくなったり見落とす可能性が出てきます。



このオプション設定で重要な二つの設定があります。その設定によって何が見えるようになるかを記述してください。
1)  9
2)  10

エクスプローラは、Windows でファイルやフォルダを操作するものです。アドレスバーにフォルダのフルパスを入力するとそのフォルダが開きます。ですが、いくつか特殊な入力方法があるので知っておきましょう。

1) 11 : テンポラリフォルダを開く
2) 12 : SentToフォルダを開く
3) 13 : StartUpフォルダを開く

これ以外にも、アプリケーション名( .exe ) を入力するとそのフォルダをカレントにして実行されるのは重要で、特に開発者として重要なコマンドプロンプトを開く時に重宝します。

さらにもう一つ、ネットワークパスを入力して自分のPCの共有を簡単に表示する事ができます。その際、本来は作業しているPC名を使うのですが14と入力する事で表示する事ができます。

作業中のPC名を確認する方法は、Win + 15システムの詳細情報が表示されるのでその他の情報も含めて確認できますが、コマンドプロンプトが開いておれば16と入力すると COMPUTERNAME という環境変数の値として表示されます。


Visual Studio Code の試験問題

Visual Studio Code の設定を保存する 設定ファイル には3種類あります。

1) 
    %appdata%\Code\User に保存される基本的な設定ファイル( settings.json )です

2) 
    その名の通り、任意のフォルダを一つにまとめて共通の作業を行う場合に作成されるファイル内に
    設定が記述されます ( フォーマットは JSON )

3) 
    対象のルートに .vscode フォルダを作成して、settings.json を置いてその中に設定情報を記述します

VSCode のキャラクタセットはデフォルトは UTF-8 ですが、設定によって言語や拡張子に従って SHIFT_JIS で開く事ができます。しかし、設定外でどうしても SHIFT_JIS でテキストファイルを開きたい場合の為に、設定の先頭に 4: "shiftjis" を置いておいて、先頭のハイフンを一時的に削除して SHIFT_JIS を強制します。

VSCode の運用で最も重要になるのが 5の扱いです。この呼び名は一般的な呼び名であり、Windows での実体は 6と呼ばれているものです。また、このアプリケーションの実行処理をメニュー化できる 7 という拡張が現在最も重要な拡張です。

既定の設定では、8キーで全てのコマンドの表示という機能が割り当てられています。この機能で表示される入力フィールドから VSCode で定義されている内部コマンドを実行する事ができます。

また、それらのコマンドはユーザが個別の 9を登録できるようになっているので、作業に役立つ操作は登録しておきます。それらの定義された情報は、%appdata%\Code\User 内に JSON ファイルとして保存されます。この情報を VSCode 内から見るには 10 にユーザ設定していますので使用してください。

VSCode 内のテキストの印刷は、拡張を使用して 11の印刷機能を利用します。拡張名は解りやすく、12 という名前なのですぐに検索してインストール可能です。但し、印刷結果に使われるフォントは拡張側で設定したほうがいい事が解っています。
"print.markdownRenderingBodyStyle": "background-color: white; font-family:\"メイリオ\", serif; font-size:13pt;",
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"print.markdownRenderingTableStyle": "font-family:\"メイリオ\", sans-serif; border-top:thin solid grey; border-left:thin solid grey;",

VSCode 内のエクスプローラに新たなフォルダを追加したい場合は、Windows のエクスプローラから 13してください。

設定の検索フィールドで 14と入力すると、 【キーを押しながらマウス ホイールを使用してエディターのフォントをズームします】が先頭に表示されるので、チェックボックスをチェックしておきましょう。