IE11 を アプリケーションのプラットホームとして使う為の3つの設定

この設定を行うと、インターネットにあるページからでも、Windows のディスクやリソースに直接アクセスが可能になります( ActiveX を使用します )。よく利用されるのは、Excel へのアクセスですが、 ローカルネットワークのデータベースにもアクセスが可能です。




✅ インターネット上の任意のサイトを信頼して追加します

※ ここでは localhost です。インターネット上は 自分のサイト業務上のサイト になります

✅ ActiveX の使用を許可します( この設定で多くの処理が可能になります )

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Zones\2]
"1201"=dword:00000000


✅ 以下は ADO でのデーターベースアクセスに必要です

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Zones\2]
"1406"=dword:00000000


✅ クリップボードからの貼り付けができるのは IE11 のみです。

通常でもクリップボードへのコピーは可能で、他のブラウザでもクリップボードへのコピーは可能です。
Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Internet Settings\Zones\2]
"1407"=dword:00000000


18年前より IE を使用して、イントラネットの IIS のページ上に表示されたデータを Excel に転送して印刷に使うという処理を今も続けています。Excel でフォーマットを作っておくと、イレギュラーが発生しても Excel を直接変更すれば対応可能です。

大量な単独データが印刷が必要な場合はさすがに PDF( TCPDF ) を使用していますが、単票なら Excel に勝るものはありません。

IIS のタイムアウトを避けるような処理であれば、ADO で直接データーベースにアクセスして様々なデータをローカルに出力できます。

また、Excel のデータを複数セルでコピーして、IE11 の入力フィールドに貼り付けたり直接初期データを登録する事も可能になります。

さらにこれらのページ処理は、HTML だけで完結できる場合は拡張子を .hta として使う事もできます( 最初から HTA 目的で作成するのならば、IE11 の設定は必要ありませんが、HTA のデフォルトを最新にしておく為の META 要素が必要になります。 )

<meta http-equiv="x-ua-compatible" content="ie=edge">

❎ 注意事項として、IE11 のデフォルト状態では、VBSCript は利用できないので、VBScript が必要な場合は META 要素で IE10 以下を設定する必要があります。

<meta http-equiv="X-UA-Compatible" content="IE=8">

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