胆石で入院して知った12の雑学と知恵

2016年02月20日

この時は救急車でした。季節は冬でしたが、そののち2回また入院する事になります。そして夏前後の入院はエアコンが効きすぎです。エアコンの設定温度を信じて実際の気温計らないし、向いの動けないご老人が入院中2回も熱だしてるのに、巡回医が首ひねってますしね。寒かったら速攻看護師に温度上げるようにお願いすべきです。家族に頼んで電気毛布持ってきてもらうといいです(買っても1万円くらい) (病室のゴミ箱)

1) 絶対必要な、スマホと充電器

いろいろな段取りを全て自分でできるのは本当に助かりました。家族をはさんだ伝言では、こうはうまくいきません。また、家族とのやりとりは時間を気にせずメールでできるし、情報収集やインターネット上の自分のコンテンツのメンテナンスも、スマホさえあればほぼ困りません。 事実、たまたま免許証を持ってきていたので、撮影して画像編集してイラストACの本人確認情報の提出をベッドの上でやりました。 あと、普段は使わないですが、消灯後の点滴の確認やら、尿量の記入時にアプリの『簡易ライト』は使います(スマホそのものの明かりは、少し暗い)。もし、スマホがなくても、ペンライトはあった方がいいかもしれません。 ※ 入院するとヒマつぶしがたくさん必要になるので、3ギガでは足らないですね。

2) 冬の入院着はユニクロセットがおすすめ

ユニクロのダウンは薄いので、下にフリース着ていても血圧が計れます。日中はフリースだけでもいいですが、夜は窓際は結構冷えます。ダウンの前を全て閉じて布団被るととてもあたたかいです。 さらに、下にはヒートテック履いてそのうからスウェット履いたら暖かいし機能性もいいです。一般的に言われる丈の長い検査着はすそがトイレの時に邪魔なだけでした。

3) 手術前提だと、シャツは必要ない

手術が終わった後穴が3つ空いていて、そのうちのひとつはチューブだし、背中からも硬膜外麻酔の細い管があり、2つとも点滴ホルダーに繋がっています。3つのキズを保護するためにサラシのようなものも巻きますし、そもそも痛めて入院すると最初から絶食で点滴のお世話になります。 全くシャツの出番はありません。

4) 保険証と、限度額適用認定証

保険証は絶対に必要ですが、限度額適用認定証は有効期限も結構長いし、国民健康保険だとその場で数分で発行してくれるので、予定入院だったら先にとっておくといいと思います。たとえ緊急入院だとしても同一月なら途中で提示しても精算してくれると思います。 なので、家族のかた(代理申請)が、市役所におもむけばいいはずです

5) 生命保険の診断書

生命保険に加入し、手術・入院でそれぞれ決められた金額を貰うことができる契約の場合、保険会社の指定の書類提出が必要になります。なので、担当者に連絡して送ってもらうようにすると、退院前に診断書が出来上がるかもしれません。そうすると、比較的早く手術・入院費用が手元に戻って来るでしよう。 診断書そのものは、3千円くらいだと思います

6) ベッド代金と食事代金

これは全く知らなかったのですが、通常の入院のベッド代金は無料だそうです。そして、食事代金は一食260円と決められていて、保険適用外として支払います。それと、いわゆる『差額ベッド代』と言うのは、病院毎に決められたよりいいものの差額の事で、保険適用外です。ただ、この『差額ベッド代』は必ず両者合意である必要があるので、同意書のサインがないのに請求する事はできません。

7) 洗髪とバスタオル

そのまんまです。お風呂は何処でもあると思いますが、最近ならば洗面で洗髪できる可能性が高いのではないでしょうか。だとすれば、シャンプーとバスタオルさえあれば気楽に過ごせるとおもいます。手術してしまうとお風呂とかは無理ですけれど、体を拭くという選択肢があります。 ただ、チューブが体から出てる場合は取るまで洗髪も禁止でした。手術後4日でとりま したが、この後最後の痛みの山場が来ます。

8) テレビと視聴用カードとイヤホン

イヤホンは、売店で買うのがセオリーだとは思います。長さの問題もあるだろうし、無理に家から持ってきてもらうものでもないでしょう。カードも一般的なものてすが、千円で、19時間25分という分かりにくいものでした。これは、5円で6分とかなので、一分一円だと思ったほうが簡単です あと、しょうもない事ですが、テレビのメニュー機能はいたずら防止のために止められています。 ※参考 病院テレビカードシステム

9) セキュリティボックス

これも何処にでもある、財布入れですが、スマホが貴重品である事はつい忘れることがあるので注意です。辛い思いをして入院しているのに、嫌な思いをしないように注意します。

10) ドレーンチューブ

専門的な機能は想像の範囲ですが、見たまんまでしょう、しかし、知っておいた方がいい事実がいくつかあります。 手術が終わったてから4日程チューブと寝食をともにしましたが、体から取るまではたいして痛くありません。だだ、2日目くらいから妙な違和感を感じました。そして、その違和感の正体を、チューブを抜く時に知ることになります。 それは、チューブが内臓に触れる感触でした。柔らかく、そして重い、我慢はできるけれど、二度と味わいたくない感触です。 それと、抜いてしばらくはどうという事は無いのですが、そこから1日は座薬の痛み止めなしには眠るのは無理です。素直に言って薬をもらいましょう。

11) 点滴と気泡

気泡が、どの程度まで大丈夫か知るはずもないので結構ビビりました。これは、インターネット知識ですが、点滴の管一本ぶんがOKとか、ヤクルト一本ぶんいけるとかありました。もちろん、そんなことにはなりませんが、どこから入ったのか普通に気泡が血管に入って行くところを目撃するのは十分ありえます。

12) 点滴内への、血液の逆流

これはかなり遭遇しました。というのも、点滴は圧力で流れるので、身長が高いと起こりやすいようです。逆流しなくても、止まるのはよくありました。点滴ホルダーはもっと高くできるのですが、そうすると、建物のドア全てにぶつかって通れません。出来るだけ下の方を持つか、残量が少ない場合は移動は控えるしかありません。 と言っても、トイレあるからどうしようもないんですけど。 そして、もっと注意するのは二本同時点滴で、片方が無くなりかけているか、無くなっているときです。 決して看護師さんは、万能ではありませんので自分でできる注意はしたほうがいいです。